土質試験
土質試験とは
ボーリング試験(標準貫入試験)での土の採取は、円筒の中に無理やり押し込んで行うので、現地の地盤の状態が乱されてしまいます。これに対して土質試験は、現地の土を壊さないようにそっと静かに地盤をくり抜いて室内に運び、いろいろな精密な試験機器を使って、現地の土の状態そのままの強さや重さを高い精度で測る方法です。
地盤の強さを図る方法としては、スウェーデン式サウンディング試験やボーリング試験(標準貫入試験)よりも代金は高いのですが、精度も高い方法といえます。
スウェーデン式サウンディング試験やボーリング試験(標準貫入試験)と同じように、建築基準法に関連する国土交通省の告示において工事箇所の地盤の硬さをあらかじめ調べておく方法として有効な方法とされています。